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私は口腔内の病気に罹患して、東京都内の歯科系大学病院に2週間入院したことがあります。全身麻酔の手術も受けました。最初、医師から手術が必要だと告げられたとき、私はかなり驚いてしまい、口腔の病気で手術などということがありうるのかと疑ってしまいました。

そして「なぜ手術が必要なのか」とか「どのような手術をするのか」としつこく質問を繰り返しました。そのうえで主治医から具体的な説明があり、どうしても手術が必要だと理解できましたので、私は手術を受け入れたのでした。

私が全身麻酔の手術をするにあたって、大切だと思ったことは、事実をありのままに患者に説明してくれる主治医にめぐりあうことです。仮に主治医が「俺の言うとおり黙って手術を受ければいいんだ」というような人物であれば、他の病院でセカンドオピニオンを受けて、そちらの病院で手術を受けたほうが良いと思います。

主治医と患者の関係も、人間と人間の信頼関係のうえに成り立っています。ですから、患者の側から見て「どうも信頼できないな」と思ったら、その主治医からは逃げることも重要な決断だと思うのです。

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