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2016年の夏にカナダでアキレス腱を断裂しました。

一番初めに困ったことは、こちらの医療保険システムは日本とは全く違うことです(特に留学生は大変苦労します)。病院窓口の担当者に現金で10万円ほど払わないと診察はできないと言われました。また、ある程度回復した後のフォロー診察時も毎回高額の請求(2,3万円)を現金で支払うように求められました。怪我をした時点ではつたない英語力しかありませんでしたが、保険会社にすぐに電話をして強気に交渉を行いました。こちらでは日本とは違いよほど大げさに(傍から見たらクレーマーレベル)交渉をしないと相手が全く動きません。とにかく待っているだけでは状況に何も進展がありません。

最終的には保険会社がすべての治療費を負担し、窓口での現金払いの必要もなくなりました。

また、私は現地に一人だけ知り合いがいましたので頼れる部分(英語面のサポート、交渉する際の言い回しなど)は協力をお願いしました。基本的に学生はお金がないですし、海外で大怪我をすると本当に不安になると思います。特に、日本人は他人に頼ることをあまりしないで一人で頑張りがちですし、文句を言う人もほとんどいません。

それでも、海外で大怪我した際は「私は怪我人(患者)さまだぞ!!」と少し図々しすぎるくらいの強い気持ちで保険会社と話をすることが吉です。また、頼れるものはなんでも頼りましょう。

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