コンテンツへスキップ

最新鋭の機械でも見抜けなかったこと

何年か前に脳腫瘍を患った身内。右手のしびれを発症し、総合病院を受診することにしました。脳腫瘍の治療歴があることを伝え、検査するもののしびれ症状の原因分かりません。次々診療科を変え、その度にまた検査・・・。高度な検査が行える病院だったにも関わらず、これ以上行える検査はもうありませんでした。その頃にはもうしびれが軽減できるならなんでも、と藁にも縋る思いになっており、街中にある普通の整体院に行ってみることに。結果から言いますと、なんと痛みが治まったらしいのです。はじめは担当してくれた方から、整体院ではやはり脳腫瘍の患者さんを扱うことは難しく、脳腫瘍から来ているしびれなら、マッサージでおそらく完治させることはできないだろう、ただ、検査、検査で体も心も疲れているでしょうから、体をほぐしましょう、ということで処置が始まったそうです。身内も検査の疲れ、不満からマッサージを受けながら愚痴のようなものを話し、処置が終わるころにはあれほど痛かった右手も、体全体の疲れもすっきり。そうなると心まで軽くなり、ますますしびれを感じなくなっていました。最新鋭の機械でも見抜けなかった身内の体の不調が、人の温かみ、触れ合いで治まったという不思議な体験話でした。